「今日のお昼は学食なんだ」
「今日のお昼はパンを買うつもり」
+「建物なら少しぐらい壊しても良い! できるだけ早く逃げるんだ!」
「少し速度を落とすんだ! どこに人がいるか分からないから!」
シャノンと一緒に飛び降りた、生徒会室の窓だった。
弁当の包みを抱えたれんちゃんだった。
忙しそうに走り回る生徒会長だった。
腕組みをして歩く鳩子先生だった。
+「良いよ、思いっきり泳いでおいで!」
「泳いでも良いけど、はしゃぎ過ぎないようにね?」
+「ともかく全速力で逃げよう、ヤルセナイザー!」
「早く逃げたいのは山々だけど、足元には気を付けて!」
+「どうせだから盛大に掘っちゃってよ!」
「危なくないように気を付けてね!」
シャノンはどうするのかな………?
実はれんちゃんと一緒に見学する約束があったのだ。
そういえば来るって言ってたのに、会長来ないなぁ………。
鳩子先生はヤルセナイザーがこうしているのは納得できないんだろうな。
「かまうなっ!! 今は銀ちゃんが最優先だっ!!」
+「それはまずい!! なんとかできないのかいっ!?」